夢にまで見た『GUYS AND DOLLS』を観てきました!!
ほんとにここ1カ月半ほどで、ガイズを観劇してる夢を2回見ました。笑
1回目は、第2幕になってはじめてスカイが登場してくる新解釈すぎるガイズ。
2回目は、第2幕はショーという『39 Steps』方式のガイズでした。笑
それだけ、『ガイズ&ドールズ』が『GUYS AND DOLLS』に変わるというインパクトが強かったのです。
わたくし『ガイズ』が大好きなもんで、どう変わったの?どう変わっちゃったの?と、その様子を目にするのが待ち遠しくてたまりませんでした。
御園座遠征と合わせてムラで観るつもりがチケ難で叶わず、もう暴発寸前でした。笑
なんとかその前にmy初日を迎えることができてよかったです🤗
『GUYS AND DOLLS』観劇感想
いや〜〜。
やっぱりお話がよく出来ている!
素晴らしいプロットだあ。
衣装全体の色遣いが現代風に洗練されて素敵になってた~~✨✨
『ガイズ&ドールズ』と比べて、構成は思ったよりは変わっておらず、キャラは思ったより変わった人物が多く、訳詞は思ったとおりがらりと変わったなという印象でした。
以下もすべて旧版の『ガイズ&ドールズ』との比較になります。ネタバレはありませんが、ガイズ未見の方にはピンとこない話が続くことになると思います。
『ガイズ&ドールズ』への思い入れが深すぎるもので、どうしても、旧版が恋しいよ~~的な感想になってしまいます。
旧版と新版どちらが良いという話ではなく、ほんとうに思い入れだけの問題です。
回数を重ねれば新版にも慣れると思いますし、新版いいね!と思う点がどんどん見えてくると思いますが、初見時は変化した様子を追うのに必死で感動している暇があまりなかったというのがリアルなところです😂
訳詞の変更
訳詞が変わったのが何より大きかったですね〜。
旧版の歌詞が脳内にこびりついてるので新版の歌詞が頭に入ってこない😂
そのような感想は目にしていたので覚悟はしてましたが、こればかりは覚悟したところでどうにもならず😂
脳内で自動再生される歌詞と実際に耳に届いてくる歌詞が異なるという状況をわたしの脳が捌き切れるわけもなく、望むように舞台の世界に没入するなんて夢のまた夢……😂
あれです。ヒヨコは生まれて初めて目にしたものを親と思っちゃうというあれです。🐣
わたしにとっては旧版の訳詞が母親すぎて……。ママあ……。
台詞は歌のようには定着していないので歌に比べれば違和感は少なかったですが、「ショバ」→「場所」とか、「お祈りトマト」→「お祈り軍団」(だったかな?)とか、単語の擦れ感がトーンダウンしていたのには、(小綺麗にまとまっちゃって……)と思いました。
あと、「スカイ」の名の由来の台詞がなくなっちゃったのはなんで〜!?
台詞はともかく、歌詞は旧版のままで聞きたかったなあというのが率直な感想です。
変化に順応できない、ザ・老害!\(^o^)/
でも今回各地で老害が大量発生してる気がするなあ……。
赤信号みんなで渡れば怖くないの理論で老害であることの罪悪感を中和しようとするわたしの性根!😂
「親」以外の訳詞での上演に入り込み辛いというのは海外ミュージカル作品あるあるだと思いますが、同じ宝塚内でそういうことが起こったのは初めてで……。
これは今後どうしたらいいんだ?😂
メロディーを耳にしたらぜったいに旧版が割り込んできちゃうからどれだけ観ても新版の歌詞が頭に入ってくる気がしないよ~~\(^o^)/
新聞売りがいない
登場人物はほとんど変わってなかった気がしますが、新聞売りの役が無くなっちゃったのだけはインパクト大。
配役が出た時に、「紙人形売りの女」がこれに相当するんだろうと思い込んじゃったんですが見当違いでした。
新聞売り、台詞はたぶん一言だけだったけれど、「小僧」として印象に残る役でした。
前回の上演時は研7だったせおっちが演じていました。この時せおっちは新公主演でした。新公主演のスターがやる役なので、若手にとってなかなかにおいしい役ということだと思っていたんですが……。
わたしはこの時に初めてせおっちを認識したんですが、一言の台詞にお芝居心を感じ、しかるべき格のスターさんになってほしい!この子が新公主演なの嬉しい!と思ったことをはっきりと覚えています。
その後のせおっちの躍進、ご活躍は誰もが知るところ。
そんな縁起の良い役が無くなってしまったのは残念😭
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新しい訳詞が覚えられる日は来るのか……。
あと何回観られるか分からないけど、できるだけたくさん観て、新版への思い入れもたくさん育てたい!!🌱